August 14, 2021

最近よく眠れていますか?:安眠に導くバイノーラルビートの仕組とすすめ

最近よく眠れていますか?:安眠に導くバイノーラルビートの仕組とすすめ

流行りのバイノーラルビートとは何か?〜睡眠、瞑想、集中力のためのリラクゼーション方法の一つとして

 こんにちは!本日もおつかれさまです。

皆さんは、最近、よく眠れているでしょうか。COVID-19が巻き起こしたパンデミックによって、不安が生じたり、そのことがきっかけになっての不眠症は増加しています。もし思ったように眠れないとしても、一人ではなく、今は多くの方々も体験しています。

 眠れない夜、そのような時にはどうしているでしょうか。

メラトニンの摂取や、ホットミルクを飲んだりと、色々試しているかもしれませんが、バイノーラルビートのように、より高度な方法を試している人たちもいます。

 今回は、リラクゼーションと安眠に導くと言われている、バイノーラルビートについてご案内します。

 昨年は、バイノーラルビートにとっても分岐点となり、ポッドキャストスマートフォンアプリYouTubeにおいて、リラクゼーションを目的とした楽曲やチャンネルが急増し始めました。

 実際に、バイノーラルビートは、効果的なのでしょうか。どの程度正確に機能するのかなどを、専門家に聞いてみました。

 

 Q.バイノーラルビートとは、正確にはどのようなものですか?

 基本的なレベルでは、ヘッドフォンを装着し、左右の耳で、2つの異なる周波数の音を聞く時に機能します。これによって生じる混乱から、実際には発生していない音が聞こえます。

 「基本的に、バイノーラルビートは、2つの異なる周波数(通常は1000Hz未満)のトーンを聴く時に発生する錯覚です。それぞれの耳で1つの音を聴いています。」と、Better Sleep Clinicの行動睡眠心理学者であるダン・フォード氏は、述べています。

 「リスナーは、頭の内部で生成される3番目のトーン、バイノーラルビートを知覚します。知覚されるトーンのピッチは、元の2つのトーンの差と相関関係にあります。例えば、400Hzのトーンが提示された場合〜左耳に400Hz、右耳に440Hz〜すると、脳では40Hzのビートが知覚されます。」

 「音は、蝸牛(かぎゅう)によって検出され、脳幹と聴覚皮質に中継されます。バイノーラルサウンドは、両耳の間の位相シフトに関連する、上オリーブ核(SOC)の脳幹ニューロンを介し、実際に聞こえるように感じます。」

 

 「これらのニューロンは、両耳の位相差に対応して活動電位を発し、それがバイノーラルビートを生成するように聞こえるのです。したがって、バイノーラルビートとは、その環境における音をローカライズしようとしているように見える、より中心的な脳処理機能の結果です。」

 

Q.わかりました。それで実際に何をしているのでしょうか?

 まず、脳の周波数には、一般的に以下の種類があります。

・ガンマ波(30Hz以上):高レベルの情報処理、覚醒の維持

・ベータ波(13-30Hz):警戒、活動的、思考、日常の状態、範囲内の不安

・アルファ波(8〜12 Hz):リラクゼーション

・シータ波(4-8 Hz):創造性、直感的、集中力のない覚醒、瞑想、レム睡眠

・デルタ波(4 Hz未満):深い睡眠

 「バイノーラルビートを使用して、集中したり瞑想したりするときに、これらの脳の状態を誘発しようとすることができます。」と、フォード氏は言います。

「すべてではありませんが、いくつかの研究では、バイノーラルビートを使用して、それぞれの脳波の周波数に同調させることが可能になると報告されています。

 たとえば、アルファ状態に関連するバイノーラルビートを聞くと、リラックスできるということになります。

 バイノーラルビートを使って眠りにつく人もいれば、瞑想の練習を深めるために使う人もいます。 NYC Hypnosis Center のイーライ・ビリリウス氏は、これを使用して、クライアントを催眠状態に導くのに役立てています。

 「催眠術では、無意識層に働きかけて、ストレスや不安を引き起こす否定的な思考を解放するようにプログラムすることができます。」

「私は、リラクゼーションと睡眠を促進するために、バイノーラルビートを追加しています。クライアントがリラックスするのを助け、場合によっては、彼らを催眠術に導くのを容易にするからです。」

 

 Q.バイノーラルビートは、実際に機能するのでしょうか?

 いくつかの研究においては、このことに肯定的ですが、まだ決定的な結果を発見しているわけではありません。けれども、フォード氏の言うように、バイノーラルビートを聴くことによって、よく眠れるようになり、瞑想が強化され、より集中できるようになったと言う人たちはたくさんいます。

また、フォード氏は、バイノーラルビートが印象的な結果をもたらしたその他の例にも言及しています。

 「私は、スポーツのパフォーマンス心理学者としても働いています。大きなレースの前に、落ち着きと集中力を維持するのに苦労していたオリンピックの自転車競技の選手とワークを行ったことがあります。当時の彼は、通常の能力すら出せずにいました。」

「そこで、レース前のフォーカシングルーティンを構築する一環として、彼にバイノーラルビートを聴いてもらうようにしました。ルーティンの他の要素とともに、それは彼にとって非常に効果的で、コーチでさえ、まるで彼は別人のように見えると言っていました。落ち着きはらって、集中力があり、パフォーマンスにも優れた効果が現れました。」

 そして最後に、このように付け加えています。

「そのオリンピックの自転車競技選手は、メンタルスキルのトレーニングについて、ライダーのグループと話しているときに、数多く行ったトレーニングの中でも、特にバイノーラルビートについて具体的に話していたのが印象的です。」

 

以上です。

バイノーラルビートの効果に関しては、まだ決定的な結果は出ていないとのことですが、安眠を得るという意外に、集中力を強化したり、瞑想やスポーツのメンタルトレーニングにも活用できる可能性があることがわかりました。

試してみる価値はありそうですね!

それではまた!

 

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